過ぎ去った時間は巻き戻しができませんね。後悔しても後の祭りですが、
その悔しさや悲しさや情けなさをバネに、いい人生になっている人もいらっしゃいます。
全国の統計では、平均初婚年齢が女性で29.4歳、男性で31.1歳だそうです。
だんだん年齢が上がってきたのは、まず携帯電話の普及からだと思います。
それまでは、恋人同士連絡を取り合うのは、家の固定電話でした。
家族に取り次いでもらったり、ついつい長電話になって電話料金で叱られたり、
デートの約束も必ずその場所に、時間に行かないと出会えないという中で、
早く結婚して二人の時間・生活を築いていくことが当たりまえでした。
しかし、携帯電話の普及で、家族に気を使わなくても、いつでも通話ができて、
待ち合わせも携帯で自由に動けて、お互いの都合によって便利にやり取りできるようになりました。
便利さの反面、早く結婚しなくても、いい交際ができるようになったことにより、
結婚のタイミングが変化してきました。
その当時の初婚年齢は、女性27歳、男性29歳です。
そして、次に初婚年齢が29.4歳と31.1歳に上がった要因はスマホの普及と仕事だと思います。
あらゆることがスマホで検索したり、遊べたり、趣味趣向に没頭できるようになり、
恋愛より自分の時間を優先するようになってきました。
また、就職した会社で将来が見通せるかどうかや、人間関係をよりよくしていくことができるかによって、恋愛や結婚の考え方が個々で大きく分かれてきました。意欲はあっても社会の風潮に飲み込まれて、恋愛や結婚どころではない状況に追い込まれている人も増えていると思います。
自分の人生10年後20年後30年後を、心豊かにしていくために、これからの時代は、
1、仕事のこと
2、恋愛や結婚や家族のこと
3、自分らしさのライフワークのこと
この3つをバランスよく生活することを提案しています。
独身の方々は、それぞれの内容や仕組みを理解することに気持ちを費やすことで、
過ぎた時間や思いもいい方向に動かせると思います。
そのきっかけが、結婚相手を見つける行動だと思います。
それを世間は婚活と言いますが、
私は婚活という言葉と、
現在の婚活が、多数派に寄っていく世相に違和感を感じています。
きっとそう思っている婚活中の独身男女の方は多いと思います。
究極なことを言えば、『結婚は、1対1、自分と相手との愛ある関係を築くこと』です。
それでは、いつごろから結婚相手を見つける行動を始めたらいいか、
私は、就職する2年前ぐらいから始めてもいいと思っています。
また現在の初婚年齢の5歳前からが最適だと思います。
女性29.4歳の5歳前24.4歳ぐらい、男性31.1歳の5歳前26.1歳ぐらいからです。
もちろん、それ以上の方々も今までの経験値からよりよい出会いを見つけることができます。
だから、ひとりひとりに合わせたサポートが大切だと思ってきました。
私は、地元愛媛の独身男女の皆さんが色々感じていることなどを、お聞きしたいです。
私にはまだまだ知らないことが多いですし、
20代~40代の方々の現状や気持ちを知りたいと思っています。
そういうお話を聞きながら、これまでのたくさんの経験値も併せて模索して、
良い方向への選択肢をたくさん提案していきたいと思います。