心は、
「こころ」と読みますが、
「うら」とも読むの知っていましたか?
辞書によると、
《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》
とありました。
すごく納得。。。
また、形容詞・動詞に付いて、
心の中で、心の底からの意を表し、
さらにその意が弱まって、
何ということなく、
何とはわからず、
おのずからそのように感じられるの意を表す、
そうです。
例えば、
◆「悲しい」が付いて、
「心(うら)悲(がな)しい」
意味1は、なんとなく悲しい。もの悲しい。
意味2は、心の中で、いとしく感じられる。
◆「細し」が付いて
「心(うら)細(ぐわ)し」
意味は、心に染みて趣が感じられるさま。えもいえず美しい。
◆「荒ぶ」が付いて
「心(うら)荒(さ)ぶ」
意味は、心がすさむ。心が楽しまない。
◆「問う」が付いて
「心(うら)問(ど)う」
意味は、相手の心の中をそれとなく探る。
◆「恋う」が付いて
「心(うら)恋(こ)う」
意味は、心の中で恋い慕う。
日本語は、美しいですね。
言葉は、心(うら…内心)を伝えるためにあるものですね。
20歳の男性が、提案してくださったサークルを
明日話し合って立ち上げていこうと思っていますが、
その男性に、「ルールとして、何かありますか?」と尋ねると、
「人の悪口をいわない」と答えました。
私はハッとしました。
世の中、悪口や批判が多いですね。
本来、言葉というものは、
心を伝えるものということを再認識しました。
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