男性と女性の出会いをサポートしていて、
好きという気持ちの強さが、一方が強すぎる時、
普通の人間関係のタブーがタブーじゃなくなることの怖さを感じました。
それは、惚れた方が、
「好きだから!嫌われたくないから!」ということで、
約束を破られても、怒らなかったり、許したりして、
惚れられた方は、これも許してもらえると思って、
ちょっとずつ、甘えがエスカレートしてしまっていることがあります。
本当は約束を破られた方は、傷ついています。
ヴォーチェで二人の間をサポートさせてもらっていると、
惚れられた方の人に、それはいけないことだと説明できますが、
中立的な立場の人が身近にいない場合は、
許してもらえることが二人の間の当たり前となり、
その相手と上手くいかなかった後、
惚れられた方は、許してくれる人を探し求め、
惚れて傷ついた方は、
次の出会いで、今度は違う相手に約束を破ったりします。
自分にされて嫌だったのに、無意識に仕返しをしているようです。
会社では、そんなことは許されませんが、
男女間での恋情は、罪が罪じゃなくなる時があるのが怖いです。
人は一人では生きられないといいます。
誰かと支え合って生きていきたい!と思い
パートナーと出会い結婚しています。
最近、人は二人でも生きられないのではないかと思います。
モノが豊かで、いろいろな情報が身近に得られるこの世の中では、
第三者の立場で話ができる人が身近にいてくれる方が、
二人の世界で横道にそれそうな時、
旗振り信号機のように修正していけるような気がします。
これからの結婚相談所の役割はそういうことも
大事にしていかないといけないなと思っています。
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