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糸の切れた凧から、

2015.3.16 ブログ

そろそろ起きようかなと思った時に、

携帯が鳴った。

実家の母から、

「サンドイッチ作ったけん、

朝、事務所行く前、取りにおいで!」

「えぇーーー、時間ないけん、行けん。」

「忙しいんかねっ。」

起きたばっかりで、思考能力がない。。。

「わからんけど、時間ないっ。」

「事務所まで持って行ってあげるけん、着いたら電話する。」

「うん」

後味悪い電話。寝起きもサイテー。

サンドイッチぐらいで、呼ばんとって、、、いや何かある!!

やっぱり、私が行かないかん!

「お母さん、10時頃私が行くけん、おってよ。」

「わかった。準備してお待ちよる。」

予感的中。

サンドイッチだけじゃなかった。

大事な話が、3つぐらいあり、

後悔のない一日になった。

夜、落ち着いた時に、思い出した。

小さい頃から私は母に、

「あんたは、鉄砲玉。糸の切れた凧。

出ていったら、帰ってこん。

心配するやろ!」

と、いつも言われていた。

あの頃と、母とは変わらない。

子供のまんま。

甘えとるよなぁ~。

でも、いやよ!とか、行けん!とか、

遠慮なく言えるのが、うれしいし、

母の態度も変わらないのがうれしい。

でも、昔と違うのは、

私は鉄砲玉ではなくなったと思う。

結婚したことは大きい。

ちゃんと糸につながっとる。

自由にさせてもらって、元の場所に戻してもろとるなぁと思う。

幸せやなぁと思う。

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