結婚相手をみつけたいという気持ちで、
ヴォーチェにこられる方の中には、
すでに出会っているけど、
本物の縁の人と気付かずにいるということがよくあります。
ギリシャ神話に、
アリアドネの糸のお話があります。
アリアドネという娘が、
ミノタウロスの生贄としてクレタ島のラビリンス(迷宮)に入る恋人テーセウスに、
糸玉をわたし、迷宮の入り口扉に糸を結び、糸玉を繰りつつ迷宮へと入って行くことを教えた。
テーセウスは迷宮の一番奥で、ミノタウロスを見つけ殺し、
糸玉からの糸を伝って無事、迷宮から脱出することができた。というお話です。
出会っているけど、お互いに気が付かずに過ごしている二人は、
まるで、アリアドネとテーセウスのようです。
心が迷宮に迷い込んでいるとすれば、
糸をたどって脱出すると、結ばれるようです。
糸は、自分が歩いてきた道に続くとしたら、
自分の正直な気持ちをたどると、
出口にたどり着くということですね。
私は、ヴォーチェで新しい出会いに挑むことも、
もしかしたら、出会っているかもしれないということも、
両方あるかもしれないと思って、
いろいろお話を伺っています。
改めて話すことによって、
自分でも忘れていた気持ちを再確認して
より良い活動ができると思っています。
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