◆ヴォーチェ開設1年目エピソード①
開店初日は落ち込みましたが、
地元情報誌の方が来られるということで、
2日目は楽しみと不安で複雑な気分だったのを思い出します。
早速1社目の編集の方がおみえになりました。
今まで出会った事のない、都会的な女性に凄く緊張しました。
最初の質問は、「まず、開設のきっかけから教えて下さい。」でした。
私は、簡単に一言でまとめてお話しすることが出来そうもなかったので、
最初っから長々とたどたどしく話しました。
その編集の女性は、目を見て話を聞きながら、
手帳にすらすらとメモを取って、
時折、うんうんとうなづいたり、「なるほど」と言ったりして、
丁寧に質問してくださいました。
気が付けば、1時間以上経っていたと思います。
また部屋の写真を何枚か撮影して、
「それでは、帰って記事にまとめFAXしますので、確認してください。」
と軽やかに帰って行かれました。
私ははじめての出来事に、気持ちは高ぶっていたと思います。
何を話したか、よく覚えていませんでした。
しかし、びっくりしたのは、
翌日の朝一番で、
取材の記事原稿が、FAXされてきていたことです。
“なんて仕事の早い人なんだ!”“今までの感覚とは違う!”
雑誌の編集の世界がとても新鮮に思いました。
そして、その記事を読んでまたびっくりしました。
私が1時間たどたどしく話したヴォーチェへの想いを
約200文字にきちんとまとめられていたのです。
全く無駄のない流れるような文章に感動しました。
最初のキャッチコピーも気に入りました。
「本当の自分を見つけて運命の人と出会う カウンセリング&サポート」
この記事をみてたくさんの人が
ヴォーチェを知ってくれたらいいなと思いました。
つづく。
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