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仲人は、旗振り信号機

2014.12.17 ブログ

男性と女性の出会いをサポートしていて、

好きという気持ちの強さが、一方が強すぎる時、

普通の人間関係のタブーがタブーじゃなくなることの怖さを感じました。

それは、惚れた方が、

「好きだから!嫌われたくないから!」ということで、

約束を破られても、怒らなかったり、許したりして、

惚れられた方は、これも許してもらえると思って、

ちょっとずつ、甘えがエスカレートしてしまっていることがあります。

本当は約束を破られた方は、傷ついています。

ヴォーチェで二人の間をサポートさせてもらっていると、

惚れられた方の人に、それはいけないことだと説明できますが、

中立的な立場の人が身近にいない場合は、

許してもらえることが二人の間の当たり前となり、

その相手と上手くいかなかった後、

惚れられた方は、許してくれる人を探し求め、

惚れて傷ついた方は、

次の出会いで、今度は違う相手に約束を破ったりします。

自分にされて嫌だったのに、無意識に仕返しをしているようです。

会社では、そんなことは許されませんが、

男女間での恋情は、罪が罪じゃなくなる時があるのが怖いです。

人は一人では生きられないといいます。

誰かと支え合って生きていきたい!と思い

パートナーと出会い結婚しています。

最近、人は二人でも生きられないのではないかと思います。

モノが豊かで、いろいろな情報が身近に得られるこの世の中では、

第三者の立場で話ができる人が身近にいてくれる方が、

二人の世界で横道にそれそうな時、

旗振り信号機のように修正していけるような気がします。

これからの結婚相談所の役割はそういうことも

大事にしていかないといけないなと思っています。

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