―超訳 ニーチェの言葉より―
『 愛は喜びの橋 』
愛とは、自分とは異なる仕方で生き、感じている人を
理解して喜ぶことだ。
自分と似た者を愛するのではなく、
自分とは対立して生きている人へと喜びの橋を渡すことが愛だ。
ちがいがあっても否定するのではなく、
その違いを愛するのだ。
自分自身の中でも同じことだ。
自分の中にも絶対に交わらない対立や矛盾がある。
愛はそれらに対して反撥することなく、
むしろ対立や矛盾ゆえにそれを喜ぶのだ。
<恋愛プロデューサー 北川裕子の独断解説>
愛を理解するのは難しい。
愛を理解しようとするより、
自分と違う考えの人に、喜んでもらえることをしてみることで、
愛を理解するヒントが得られる・・・そう言いたいのではないかと私は思いました。
自分と似ている人を喜ばすことは簡単ですが、
違う考えの人・対立している人を喜ばすことは、
簡単なことではない。
私は、男と女は、
根本的なところで、考えが違っていると思う。
男は、女を喜ばせる事ができて愛の橋がかかるし、
女は、男を喜ばせる事ができて愛の橋がかかるのだと思う。
異性を喜ばそうとしても、
自分の中で、その異性を嫌いだったらできないが、
ニーチェは、矛盾を感じても喜びの橋をかけることが愛だと言っています。
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