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恋愛哲学シーズン2 ⑤

2010.10.4 ブログ

―超訳 ニーチェの言葉より―

『 愛は喜びの橋 』

愛とは、自分とは異なる仕方で生き、感じている人を

理解して喜ぶことだ。

自分と似た者を愛するのではなく、

自分とは対立して生きている人へと喜びの橋を渡すことが愛だ。

ちがいがあっても否定するのではなく、

その違いを愛するのだ。

自分自身の中でも同じことだ。

自分の中にも絶対に交わらない対立や矛盾がある。

愛はそれらに対して反撥することなく、

むしろ対立や矛盾ゆえにそれを喜ぶのだ。

<恋愛プロデューサー 北川裕子の独断解説>

愛を理解するのは難しい。

愛を理解しようとするより、

自分と違う考えの人に、喜んでもらえることをしてみることで、

愛を理解するヒントが得られる・・・そう言いたいのではないかと私は思いました。

自分と似ている人を喜ばすことは簡単ですが、

違う考えの人・対立している人を喜ばすことは、

簡単なことではない。

私は、男と女は、

根本的なところで、考えが違っていると思う。

男は、女を喜ばせる事ができて愛の橋がかかるし、

女は、男を喜ばせる事ができて愛の橋がかかるのだと思う。

異性を喜ばそうとしても、

自分の中で、その異性を嫌いだったらできないが、

ニーチェは、矛盾を感じても喜びの橋をかけることが愛だと言っています。

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