恋愛を違う角度から解説している
山崎元氏の「エコノミック恋愛術」
理論的で、小難しいことを書いていますが、
理解できると、おもしろくて、納得します。
P74~P77
「そこそこで満足するか、理想を追うか」
・・・・ある男性が将来の伴侶となる女性を
選択しようとしていると考えよう。
新古典派的な人間像では、決定は次のように行われる。
「最適化原理」
まず、対象になる可能性のあるすべての女性一人ひとりについて、
自分が感じる各種の魅力、生活パートナーとしての能力評価、
経済的諸条件、世間体や見てくれ、
などを総合して現時点の彼女の効用を評価する。
次に、将来の各時点での彼女の効用の
実現確率の重み付き期待値を現在価値として集計し、
1人の女性の総合的採点を行う。
そして、彼女を点数の高い順に並べて、
自分の予算制約で獲得可能な最高点の女性を選ぶ。
※ねぇ~小難しいでしょ!でも、なんとなく理解できるでしょ!
・・・・これに対してサイモンの満足化原理だと、
ある一定の満足レベル以上の評価を与えられる女性が獲得できそうな場合、
男性は次の候補を求めることをやめてさっさと一緒になってしまう。
こちらの方が簡単だし、現実に近い。
※サイモンさんは、ノーベル経済学賞の受賞者で、
ある水準以上の満足で意思決定を行う「満足化原理」を
意思決定の根幹に捉えた限定合理性の概念を提唱したのだそうだ!
『今日はハンバーグにしようか?、それともオムライスにしようか?
そうだ、今日は牛肉を食べたい気分だからハンバーグにしよう!』
というのも、いわゆる満足化原理ですねぇ~(^^;
現実世界の説明原理としては、断然サイモンの勝ちだろう。しかし・・・
・・・最適レベルのどの程度下でも満足するかを決めなければならないが、
その「程度」を知るためには・・・・
※この後の文章は、私は理解できませんでした。
でも、私の解釈としては、
どこまで自分の理想を下げれるか!
・・・だから、世の中には
「別に僕は理想を追っているわけではない」と言いながらも、
自分の最適を求めるがごとくいつまでも考え続けて、
中年を迎えた未婚男性が存在するのだ。・・・・
・・・時間が限られていること、
そして多少はやり直しが利くことを考えると、
サイモン型の人生の方が満足度は高そうだ。
以上、エコノミック恋愛術の抜粋です。
※こういう男性は、
見た目はそこそこで、モテるタイプか、
見た目はイマイチでも、女性が好む条件を満たしている男性に多いように思います。
今日は調子の乗って、辛口エコノミストになってみましたm(__)m
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