今日のヴォーチェでは、
親子関係について、考えさせられる出来事がありました。
親は子を思い、子は親を思う。
結婚して幸せになってくれることを願う気持ちは、
どこの親も同じで間違っていません。
でも、親の思い通りにならないからといって、
子供の気持ちもわからず、先へ先へと進めるのは、
間違っていると思います。
あくまでも例えですが、
結婚が決まるのが白で、結婚が決まらないのが黒、
それと、
結婚までのプロセスでグレーゾーンがあります。
今日の問題は、
当事者お二人の話をうかがっても、
私はこのグレーゾーンだと認識しているのですが、
親の立場としては、
『もう黒なんだから、終わったこと。』と、次に進めようとします。
もう1つ問題なのは、
親のいう通りに従ってしまっていることです。
グレーゾーンに目をむけて、
子、自らが判断できるようにならなければ、
家庭を持って、社会のあらゆるグレーゾーンを乗り越えて
長い長い結婚生活を幸せに暮らすことは困難になっていくと思います。
結婚までのグレーゾーンは、
葛藤だらけです。
内田 樹さんの本に、
「成熟は葛藤を通じて果たされる」とあります。
結婚までの葛藤は、
今まで育ててもらった家庭・親子関係から、
新しい人間関係を築く大切なプロセスだと思います。
今日の問題は、これから先へ続きます。
今の少子高齢化や晩婚化の原因の一つに、
お見合いに対する、
親世代と子世代のズレがあると考えます。
いままでこのズレに、
私は踏み込めていませんでした。
私にとってのグレーゾーンでした。
どうしていくことが大切かは理解したので、
踏み込んでいきたいと思います。
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